繋がる話(62)
違う・・・
そういうことではない
まだ理解するのは難しいか?
言葉にしたくとも発してはいけないムギはシンジを睨んだ
ムギ「・・・このままだとお前が負ける」
シンジ「・・・」
ムギの言葉を受け流すようにテーブルの回り、イモ達が運んできたであろう石
色々見て回った
自分の分析が正しければ自分が勝つ
それもムギが思い付かなかった方法で。
テーブルに座ると無言で先程の岩を宝石に変える作業を始めた
トントントトン
トントントトン
シンジの理解できない行動をただ見ているだけのムギは少し怒りを露にして叫んだ
ムギ「何をしている!ゲームははじまっているんだぞ!?お前がこのままそんな訳のわからないことをしていたらっ」
シンジ「理解できないことを発しましたよね?」
シンジはニヤリと笑ってムギを見ながら
シンジ「2ゲーム目早く終わりましたね」
ポーン
奥の扉の上の電球が違う色に点灯した