繋がる話(34)
話が全然見えてこない
いや、話が繋がらない
働く?
金やら身分やら
こいつらは何を言っているんだ?
先程のチッキメンとは声は似てども姿形は全く違う
「お、おいチッキメン?」
チッキメン声だけそっくりなおっちゃんら眉間にシワを寄せながら近づいてきた
おっさん「誰がチッキメンさんや」
唾を汚ならしく飛ばしながらマシンガンんの如く続けて言葉を浴びせてきた
おっさん「ええか、何を勘違いしてるか知らんがな?チッキメンさん程の人に会えるなんな思ったら甚だしい身分やでそもそも・・・・」
言い方といいマシンガンと言いチッキメンに似ているのだが・・・・別人のようだ
ただ、1つ言えることはチッキメンはコイツらよりも高い身分であって、あの糸電話の女は更に上ということになる
そしてこいつらは誰と勘違いしてるのか、ここで僕らは働いている事になっている
タカシ「な、なぁおっちゃん」
おっちゃんの言葉に反応したのか声を荒げてタカシを背負い投げした
「いい加減ジンさんことジントニックさんの名前を覚えやがれぇぇぇぇぇぇぇぇ」