繋がる話(36)

桜と呼ばれる女はタカシを奥にある倉庫へ案内した

中を見てみると無数の大きめな甕が置いてある。

桜「これ持っていきなー」

手前にあった甕の蓋をあけ、ひしゃくで液体をすくうとコップに注いだ

タカシ「これは・・・?」

桜「はぁ?地下水に決まってるじゃないの~。ここら辺じゃあもう水なんて外部からは取れないじゃない~」

どういうことだ。
水が枯渇している?

桜「ほら!早く持っていった持っていった!さっさと起こしてあのひょろいやつも働かせな!」

タカシ「あ、あの・・・」

タカシは恐る恐る聞いた

タカシ「自分まだ新人なのでよくわかるてってないんですけど、その・・・チッキメンさんってどんな人なんですか?」

桜「参謀長官」

タカシ「え?参謀長か・・・」

桜「の側近のガーディアンよ。身分の高い初めてのガーディアン」

ガーディアン・・・?