2015-04-03 繋がる話(12) さわしん 連載小説 なぜ二度も確認をしたのだろうか。ここで考えた。定員が無能で理解を出来なかったのか?つまり一度ベベロンチーノをペペロンチーノに訂正したのにそれを忘れていたのか。そしてもうひとつ。この声のボリューム。この小さな喫茶店に響きわたる声量でペペロンチーノの訂正を指摘することはつまりこいつは俺らの無能さを周りに漏らしているのか?ここで引いては男が廃る。ここで一発逆転定員にお見舞いしてやろうと二人の脳内は高速に動いていたそう。二人は利害の一致があったときのみとても協力的になるのだ