繋がる話(14)


タカシ「・・・・」

出されたのは一枚の紙

【アサリなどの二枚貝を使ったイタリア料理(本来はナポリ料理)のパスタ料理】

シンジ「これボンゴレビアンコやないかーい。」

~~♪~~♪~

落語家が夕方に大喜利をやって茶の間を沸かせるあの番組のオープニングがいきなり流れた。

よくよく辺りを見回すとカラフルな着物を着ている人達が目につく

なんだこの異世界は

そう思った瞬間に我に返り瞬時に出た判断は

こ こ に い て は い け な い

出されたボンゴレビアンコのWikipediaに目もくれず

一目散に2000円を置いて店を飛び出した。

今思えばあの店員
どこかの歌やら丸がつく落語家に似ていた。
店員とお客という立場から容姿風貌に気を止めていなかったことが問題であった。

シンジ「さて・・・これからどうしようか。」