繋がる話(24)

「くっさ・・・うっ・・・・・」

 
感情的に行動してしまったが考えてみたら人間一人ペリカンのような口の鳥の中に入れるわけない。
 
しかし、なんだここは・・・・。
 
もぐりこんだ先は広く野原のような景色が広がっていた。
 
あたりを見渡すと倒れているシンジを見つけて駆け寄った
 
「お、おい・・・・?」
 
先ほどと変わらないが、何かおかしい。時が止まっているかのような・・・。
 
上を見渡すとなんかゆがんだ時計のようなものがたくさん浮いていて
 
昔漫画やアニメで見たような次元の世界の雰囲気を醸し出している。
 
「おい。なにしとんの?」
 
上からなんか聞き覚えのある声が聞こえてきたと思った瞬間に地面からミニマム鳥人間が出てきた
 
鳥人間「なにいきなりやらかしとんねん」
 
そういった瞬間に翼でタケシを叩いた
 
しかしそんなことよりもこの異世界の鳥人間の腹の中が気になって仕方なかった。
 
タカシ「ここはなんなんだ・・・・?」
 
鳥人間「見てのとおりや。まさかさっきの人間を本当に食ったと思ってるん?え、人間が人間食う?」
 
人間なのか鶏なのかペリカンなのかわからないがとにかくマシンガントークをただタケシは聞いていた。