繋がる話(28)

騒がしく五月蝿いチッキメンの話が正直理解できなかったがとにかくこのモンスターはとある組織に属しているようだ。

いや、属していると言うよりは契約している。

そうなると気になるのはその組織だ。

恐らくあの紙コップから聞こえたロリータ声関係している所だろう

とにかくここをでなくては。

タカシ「なぁ、ここはどうやって出ればいいんだ?」

チッキメン「ΦδΟΔヮ≒∵≫∀!!」

・・・・・・

興奮してこっちの話を聞いていない

「自力で探すか・・・・」

さっきの話から察するに

ここは腹の中

残飯・・・光り・・・ウン・・・

ハッ

広い部屋の先にある細い道を進むと臭さが増してくる

タカシ「やっぱりここが・・・」

チッキメン「せやで。ここが出口や。自然の摂理やろ?口に入ったものが出てくるっていったらここやろぉ?」

鳥の穴から出る・・・・思っただけで背筋がゾクッとしてくる・・・

躊躇しているといきなりほっそい鳥の足が背中を蹴ってきた

チッキメン「とっとと行けこのウンコ野郎」

シュンッ

振り替えると鳥人間は肛門からではなくそのまま臓器の中に入り込み消えていった