繋がる話(30)
チッキメン「ナイスタイミングで中入ったのー」
上を覗くと大きいチッキメンが見下ろしていた
チッキメン「ほんとなら口から出てくる筈が下から出てきたのは意外やったけど、ここでなら本望やろー汚物どもー」
そういってチッキメンは隣にあったシルバーのレバーを引いた
タカシ「な、なんだ?」
少しの地響きと共に水が波をうって側面から流水が出てきた
タカシ「ま、まさか・・・やばい!」
逃げる隙もなくいきなり吸い込まれ下穴に巻き込まれていった
チッキメン「やー。ええタイミングやったねぇ。丁度あそこの中に着いたときに出てきてのう。」
?「あまり説明せずになんでもかんでもやっちゃ後で彼らにキレられるわよ?」
背後からきた声の高い、背は小さい女の子が呆れながら言った
?「あそこに落ちたから良かったものの早く出てきちゃったらあのなんとかっていう死んでた子は息を吹き返さなかったのよ?」
チッキメン「・・・・・・」
流されていく男二人をずっと見ながらチッキメンは鶏冠を撫でていた