繋がる話(54)
コッチコッチコッチコッチ
時計の音が鳴り響く・・・・・・
知恵の部屋に入った二人は真ん中にある丸いエレベーターのようなものを見つめていた
シンジ「ここから上がってくるって?」
ムギ「まぁ・・・見てれば分かる」
そういうと次第にエレベーターが動き出し、何やら紫色の光る物体が沢山乗った皿のようなものが上がってきた
シンジ「ムギさん、これはいったい・・・・・・?」
机の上に置かれた光り輝く謎の物体を見ながらシンジは言った
シンジ「なんか下から上がってきたんですけど」
ムギ「あいつらの努力の賜物だ」
そう言って光る謎の物体を掬い上げてテーブルの上に置いた
ムギ「これはあいつらが掘った土の中に入っていたものだ。これを俺たちが精製するんだ」
そういって机に置いた物体を集めて何やら形を整えはじめた